2023年8月12日 NO12 夏休み課題を毎週投稿してみた。

はじめまして。中学校教師のABCにんにんです。このブログでは教師を目指そうと考えている方、「学校現場はブラックなの?」「どんなお仕事内容なの?」などの中学校現場の不思議を知りたい方へのメッセージを中心に日々を綴っていけたらと思っています。気楽に読みに来てください!よろしくおねがいします。

【2023年8月12日 NO12 夏休み課題を毎週投稿してみた。】

ついにお盆休み到来ですね。今年はお盆休みになるまでなかなか休むことができないほど忙しい毎日を過ごしていました。毎日充実している証拠です。

ところで、みなさんは夏休みの課題はどのようなものを出していますか?

今年度私は毎週月、水、金にgoogleのfomesを利用して生徒へ課題を出す取り組みを実施しています。周りの先生方が休暇を取っている中、課題を出し続けることは大変ですが、この夏休み期間に何かできることはないかと研究中です。

目的は「生徒の学習習慣を夏休み期間中に無くさない」です。毎日コツコツと取り組むことの大切さを感じてほしいので、コツコツと課題を出し続けています。

しかしなかなかうまくいかないのが現状。そんな現状を書き綴ったので参考になればと思います。

通知の難しさ

毎週Googleclassroomを活用して投稿していますが、生徒はパソコンすら開かないのが現状。この現状を打破するにはやはり日ごろからパソコンでの授業や課題を取り組ませることが重要になってくるのかなと感じました。私の教科だけがこのような取り組みを実施していても、なかなかうまくいかないものです。もっとやり方はあると思いますが、現状私の考えでその答えにたどり着きませんでした。

スケジュールや時間の配慮

生徒たちは多くの学業や活動に忙しいことがあります。課題提出のスケジュールを柔軟に調整し、彼らが自分のペースで取り組める環境を整えることが重要です。私はそこで提出期限は設けないことにしました。するとなかなか実施してもらえないという結果に。改善の余地ありです…。また、リモートでの質問教室を実施しましたが、時間によっては部活動や習い事で参加できない生徒も…。そもそも夏休みは夏休みの計画の立て方があり、その計画の中に入るほどの認知がされないことには難しい取り組みなのかもしれませんね。

予習を取り組ませているが…

予習として取り組んでいるのが今回の夏休み課題。ただただ国名など覚える作業をあらかじめやっておいてもらおう。という考えでしたが、復習のほうがとっかかりやすいと感じました。この予習が夏休みなど長期休業中に取り組ませることができれば、「主体的に学習に取り組む姿勢」の授業が展開できるんですけどね。まだまだ改善の余地ありです。

meetでのリモート質問教室について

meetを活用したリモート質問教室の参加率は約5%でした。参加してくれる生徒は「参加しなくてもいい生徒」でいわゆる優秀な生徒ばかりです。各クラスのトップ層がこぞって参加してくれる状況に。勉強のできるできないの根源を見ることができた気がした取り組みになった気がします。

徐々に取り組まなくなる・・・

夏休みの始まった頃の取り組み率と中盤に差し掛かってきたころの取り組み率には大きな差ができていました。自分が生徒の立場に立って考えるとそうなるのも納得しますが、本当に最近は取り組んでいないです。これは大きな課題で、学習習慣を定着させた状態で2学期をスタートさせるにはどうすればいいのかをまた考えないといけないなと感じた結果でした。

保護者のご協力も必要か。

生徒の学習をサポートする重要な要素として、保護者の関与を活用することも検討すべきです。課題内容や進捗を保護者に共有し、協力体制を築くことで、生徒たちのモチベーション向上に繋がることがあります。しかし、入り込みすぎると公私混同になってしまうリスクもあります。何かいいツールを探している最中です。保護者にも認知され、素晴らしいツールだと言ってもらえるツールがあれば教えていただきたいです。

生徒の声を大切にする

今回取り組んだ内容について、生徒たちの意見やフィードバックを収集し、その声を大切にすることが重要です。なぜ課題に取り組まないのか、どのようなサポートが必要なのかを理解し、そのフィードバックをもとに改善を図ることで、より効果的な学習環境を整えることができるでしょう。夏休み明けにアンケートを実施して、次回の長期休暇の課題設定時に役立てたいなと考えています。

学習習慣の育成は一朝一夕には達成されない課題です。長期休暇が入るとせっかく積み上げてきた週kンも一気になくなってしまいます。夏休みはある意味敵です。強敵なんです。そんな夏休みが「学習習慣をつけるチャンスの時間」になるために、もう少し考えたいなと思いながら、お盆休みを満喫したいと思います。皆さんの教育現場における取り組みが、生徒たちの未来への道を開拓する一助となることを願っています。

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