2023年6月22日 NO8 期末テストですね。

はじめまして。中学校教師のABCにんにんです。このブログでは教師を目指そうと考えている方、「学校現場はブラックなの?」「どんなお仕事内容なの?」などの中学校現場の不思議を知りたい方へのメッセージを中心に日々を綴っていけたらと思っています。気楽に読みに来てください!よろしくおねがいします。

【2023年6月22日 NO8 期末テストですね。】

 1学期もいよいよ終盤です。そろそろ期末テストの時期になってきました。生徒の皆さんは勉強しているのでしょうか疑問が湧きます。長年のキャリアから考えると勉強している人はせいぜい10パーセント程度。残りの90%は塾へ行ってやっているつもりになっているとか、全くやっていないとか、そんな状況がうかがえると思います。

 さて、期末テストに向けて子供たちは一生懸命がんばっているのか、教師も期末テスト作成するのに一生懸命になっています。初任の先生方初めて作られる方も多いと思いますが、定期テストの初歩的な注意事項を3点お伝えしたいと思います。

1テスト当日の1週間前には終わらせておこう。

定期テストを作るといっても、たたき台は1人で作りますが、それを必ず他の先生に見てもらう必要があります。ヒューマンエラーは必ず起こります。それを理解した上で1週間前には作成し、先輩先生方に見てもらうなど、当日のミスがとても少なくなるような工夫をしましょう

2採点を意識しよう。

とにかく問題を作る。50問や100問問題を作成し、やっとの思いでできた定期テスト。元はそこで満足してしまいますが、大変なのはその後です。特に大規模校に配属されている方ならわかると思いますが、テストが終わった後は採点地獄が待ち受けています。採点をより早く正確に終わらすためには、問題作成時にある程度イメージを持って作成するのはとても効率的です。初任ではなかなかそういったことをイメージすることができないかもしれませんが、知識、技能系の問題、思考、判断型の問題などの配置を少し工夫するだけでも、採点効率はかなりアップします。各教科ごとに採点の工夫と言うのはあると思いますので、近くの先輩先生方に教えを乞ってみてください。

3生徒に試験中質問された内容は必ずメモを取っておきましょう。

生徒の読解力など、なかなか厳しいと思うこともあるかもしれませんが、全員が認識しやすい文章を作成することが1番です。どんな生徒の質問でもメモしておいて、次のテスト作成時に生かすことができれば良いのではないでしょうか。

今回はテストの初歩的な注意事項3点お伝えしました。とは言うものの、初めて作った定期テストで内容が整理されたスマートな定期テスト作成できる人なんて数少ないです。問題作りにチャレンジすることで、成長する事はたくさんあると思いますので、初めて作ったその定期テストを大切に保管し、5年後10年後、見返したときに全然駄目な定期テストだったなと思えるように成長することが1番だと思います。1学期の終盤とても大変な時期ですが、最後まで皆さんと一緒に一生懸命頑張っていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました